2021年5月23日日曜日

● 新しい配信方式

 



新しい方式を使用しての配信を始めてみました。



いつもお世話になっているブログで少し気になる事を目にしたので、ちょいと試してみました。

普段はあまりLIVE配信をしませんが、今回はそのLIVE配信についての設定です。
配信はあまりしないのにこういう設定を試してみるのが大好きだったり(笑)


『HLSを使えばコーデックにH.265(HEVC)を使って配信できちゃうぞ』

って話なんですが、そもそも『H.265(HEVC)』とか『HLS』ってなんぞや?ってなってくるのですが、そういう私もそんなにわかっていません(笑)

OBSを使っての配信はH.264(New)を使用されてる方も多いと思います。

以下、YouTubeで配信すると前提しています。


で、

H.265とは?
H.265とは、動画コーデックで正式名称は「H.265/MPEG-H HEVC」
H.265はH.264の2倍の圧縮率を誇り、H.264の半分のデータ容量・ビットレートで同様の画質を表示することができる


という優れもの。
NVENCではGTX1650SUPER以降で使用できます。


では


HLSとは?
HLSHTTP Live Streamingの略であり、Apple社が独自に開発した規格。iOSだけでなく、Android(ネイティブ)や多くのWebブラウザで再生可能であり、AbemaTVのようなライブ配信サービスにも採用されています。

動画ファイルで使われているmp4との違いですが、mp4をストリーミング用に変換したものがHLSであるという認識で問題ありません。


要はH.265でエンコードされたmp4ファイルをストリーミング用に変換して配信しちゃいますよ!って事になります(自己解釈)。


メリットとしては品質向上や帯域の削減が期待できるみたいです。(HDRでの配信も可能
)

デメリットとしては低遅延向きではないのでリアルタイムでコミュニケーションをとるような配信には不向きかもしれません。


設定は
こちらYouTubeヘルプを参照していただければ簡単かと思います。


で、参考までに『RTMP H.264』の配信動画と『HLS H.265』の配信動画を貼り付けておきます。


『RTMP H.264 (2160p 35Mbps CBR)』



『HLS H.265 (2160p 30Mbps/Max:35Mbps VBR)』


HLSの方ではまだ1回しか配信していないので設定(ビットレート含む)をもっと詰めていく余地はありますが、個人的にはHLSで暫く配信したいと思います。


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