2024年1月13日土曜日

●『 Live Gamer ULTRA 2.1 - GC553G2』使った感想


 録画・配信環境をHDMI2.1にアップデートする為
Live Gamer ULTRA 2.1 - GC553G2』を購入。
簡単に使った感想でも。

*追記あり


USB3.2 Gen2で動作する4K144hzパススルーに対応したキャプチャーボード


[AverMedia]

4K60fpsでの録画が可能で4K144hz、HDR、VRRに対応。
4K60fpsでの録画は今まで使っていたGC573でも可能だったけど、個人的に待っていた『4K144hzパススルー』機能。
これでようやく環境をHDMI2.1にアップデートできると早速購入してしまいました。(発売日は2023年11月)

キャプチャーボードだけ変えてもアップデートは完了しないのでもちろんモニターも『MSI MAG 323UPF (4K/160Hz/HDR600)』を購入しました。
こちらの使ってみた感想も後日公開します。

因みに、実はこの製品のPCIe版『GC575』を狙っていましたが我慢できずに『GC553G2』を購入してしまってます。個人的にはUSB接続のキャプチャーボードに関してはあまり良いイメージがないので少し悩んだのですが…。

さておき、使用して2週間ほど経過しましたので使った感想など。


HDMI2.1規格

ところでにHDMI2.1なると何が変わるんでしょうか?
私もそこまで詳しい人ではない下図を参照。


個人的にはFPSも好きだしオープンワールドゲーも好き。そんでどっちもFHD240Hzぶりぶりフレームはいらないけど4K解像度60フレーム以上でヌルヌル遊びたい。
そんな私みたいな人はHDMI2.1環境しかありません。

そこで私の希望をほぼ叶えてくれるのが『GC553G2』でした。


接続の規格に注意

USB3.2 Gen2の規格が必要です。
しかしThunderboltが必要なくなった分、少し導入の敷居が下がったかもしれません。

とは言ったものの配信録画用PCはUSB3.1 Gen2までしか対応していないので拡張カードを増設する事に。


結果、問題なく動作してくれています。
しかもLEDの点灯数でUSB-Cの表裏をどちらで繋いでるかわかるのも良かったです。
青いLEDが2つ点灯してたらOKです。1つだと裏側で接続してるのでUSB2.0で接続されてる可能性があるとの事なので注意が必要です。


専用ドライバのインストール不要

特に専用のドライバをインストールしなくても認識してくれます。とても簡単。

しかしこの製品とは少し関係なくなりますが、HDMI2.0環境に変えた時も苦しんだHDMIケーブルで今回も同様に少し苦しみました。
細かいことは割愛しますが、個人的にはUGREENのケーブルが優秀で購入した全てのケーブルで問題なし。品質か相性かはわかりませが、よくわからんメーカーのケーブルは全く映らないのがありました。

4K解像度以上になると、HDMIケーブル選びもけっこう大変です(体験上)。


気になった点を何点か

現時点(2024年1月13日)ではWin版専用録画ソフト『RECentral Express』に対応していません。2024年1月に対応予定とありますのでもうすぐ対応してくれるものと思います。
当環境ではOBSで問題なく使用できたので『RECentral Express』を使用したい方はOBS等でしばし我慢になりますかね。
Assist Central』『AVerMedia Gaming Utility』は利用可能なのでインストールしておくと良いかもしれません。

PCは2160p160Hzで動作させていますが、パススルーを経由すると最大144Hzでしか動作できません。個人的にはパススルーってHDMI2.1の規格がパススルーされるかと思ってたんですが、表記通り144Hzまでみたいですね。
差は微々たるものですし、オープンワールドゲーが4Kで160天井貼り付きする変態PCも持ち合わせていないのでそこまで問題でもないんですが、せっかくなら160Hzパススルーに対応していただけたら最高です。アプデに期待ですかね。
4K160Hzモニターもちょこちょこ出てきましたし、今年は4K240Hzモニターまでラインナップされていく年になるので、メーカーの対応を待ちたいと思います。(信じてます)


上記画像はPS5を接続したと時のステータスです。当たり前ですが120Hzに対応もしています。
ここで気になったのが「デバイス音声の設定」欄。3.5mmフォンジャックを使用するとHDMIの音声が止まり強制的に切り替えられます。個人的にはこれが一番残念
同時出力」や「任意の選択」が選べたらめちゃくちゃありがたかった。
まだ発売されてからそんなに経過していないので今後のアプデに期待して、メーカーの対応を待ちたいと思います。(信じてます)

私の環境の可能性もありますが、OBS使用時にモニター音がどんどん遅延していって最終的には1秒以上音声遅延が発生します。
音声入力キャプチャを別に追加して音声だけをキャプチャすれば問題がないので(キャプチャーデバイス側の音はミュート)それで対応しています。ケーブルの問題かもしれませんのでコレについては色々と試したいと思います。

以上になりますが、今のところ動作も安定していますし個人的には購入して良かったと思っています。
ですが、環境作るにはコストもかかりますし、4K144Hzで遊びながら4K60fpsで配信・録画したい方には現在コレ一択しかありません。
選択肢が増えるまでもう少し待つのもありかと思います。
ま、私は待てない人でしたが(笑)

最後に動作環境(デスクトップPC)ですが

CPU: Intel Core i5第6世代以上 / AMD Ryzen 第3世代以上
GPU: NVIDIA GeForce GTX1060以上 / AMD RX5700以上
メモリ: 16GB以上推奨
(USB3.2 Gen2必須)

と、めちゃくちゃハイスペックも要求されていないので環境を満たしてる方にはオススメです。


今後も気になる点などがあれば追記していきます。

【2024年1月20日:追記】
Ver.1.0.5.5のファームウェアで使用時、パススルーを4K144hzのPCで使うとたまにチラツキやブラックアウトが発生してました。Ver.1.0.6.2にアップデートされても症状は軽減されず。ケーブル等の可能性もあるのでもう少し経過を見てみたいと思います。PS5では発生しません

因みに2024年1月17日のアプデで『RECentral Express』が使用可能になりました。

【2024年1月27日:追記】
ブラックアウトの現象は『HDMI光ケーブル』に交換したら全く発生しなくなりました。
この件は別途記事にする予定です。



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