個人的に趣味程度でやってるので、間違ってる箇所あるかもしれませんが、ご了承願います。
私の環境
録画配信用PCとゲーミング(兼動画編集用)PCを分ける所謂『2PC』で録画配信をおこない、録画・配信共にOBS Studioを利用しています。
●CPU: Core i5 9400F
●GPU: ASUS GTX1650 SUPER
●Memory: 16GB
●録画専用ストレージに500GB(SSD)を割当
(2021年3月27日現在)
2PCでやってるからかもしれませんが、録画配信用のPCスペックでも、OBSを使用すれば4K録画や4K配信、4K配信しながら4Kで同録も可能です。(但し、今の設定だと4K配信同録の場合『エンコードのラグが原因でスキップされたフレーム』が0.3%程発生する)
配信時の録画は事故発生時のすり替え、サムネ作成用として毎回同録をしています。
使用ソフト
因みに有償版を購入すれば以降のアップデートは全て無料になります。
YouTubeでの再エンコード
有名ユーチューバーの方と私の動画、同じFHD(1080p)なのに鮮明さが全然違う。私のUPした動画はブロックノイズがかなり発生し、ザラつきも酷い。かと言って輪郭が破綻するほどのエンコードをしてUPしていない。
YouTube側のエンコード形式によって画質が変わるのですが、登録者の多い有名なチャンネルでは『VP9』形式でエンコードされ、私のような零細チャンネルは『AVC1』形式が使用されます。
ところで『VP9』とは?
VP9 は Google が開発しているオープンでロイヤリティフリーな動画圧縮コーデック 「VP8」と比較すると圧縮率が2倍に向上。VP8と同水準の画質を維持しながら、半分のビットレートで動画配信が可能。
【AVC1の場合】
【VP9の場合】
赤い下線が引かれている箇所で確認可能です。
この『コーデック差別』の定義についてはよくわかりませんが、登録者が多いチャンネルではほぼVP9が使われています。
私のチャンネルも再生回数が多い動画に対して何本かはVP9でエンコードされていました。
ただ1440p以上の解像度で動画をUPすれば必ずVP9でエンコードされます。
もちろん4K(2160p)も然りです。
Live配信でも同様で1440p以上の解像度で配信すればVP9でエンコードされ、配信時もアーカイブも高画質になります。(設定による)
Live配信に関しては1440p以上でVP9、登録者数は関係なさそうです。(1080pだとAVC1でエンコードされる)
AVC1でエンコードされた動画とVP9でエンコードされた動画を貼っておきます。スマホからの視聴ではわかりにくいのですが、AVC1が1080pでVP9が1440pと解像度の違いはありますがAVC1の方が明らかにザラつきとブロックノイズが酷いです。(PCからだとわかりやすい)
編集ソフトも強力なGPU支援を受けれる編集ソフトに変更し、4K動画を作成できるように環境を整えました。
キャプチャーボードとHDMIケーブル
4Kなら60fpsまでFHDなら240fpsまで録画でき、HDRにまで対応してますが個人的にはいらん機能の方が多いです。
まずはケーブルから買い替えなければならなくなり、近所のコーナンで売ってるプレミアムケーブルを購入しました。
これがキャプチャーボードとの相性がよく、簡単に認識されてようやくキャプチャーできるように。
これだけ相性があると、キャプチャーボード側にも問題がありそうな気もしますし、今でも稀にですが映像信号を認識しなくなる時があります。
症状が頻繁にでだすとキャプチャーボードの買い替えも検討しなければなりません。
『 ネイティブ4K』と『疑似4K』
最終的に4K解像度の動画をYouTubeにアップすれば良いのですが、4Kソースをそのまま4Kでアップする『ネイティブ(リアル)4K』と4K以下の解像度ソースを4Kにリスケーリングする『疑似4K』とあります。
どちらもYouTubeにアップした際はVP9でエンコードされますので綺麗な画質で再生できます。
疑似4Kの作成方法として、ソースがFHDだとすると
『FHDで録画してエンコード時に4Kにする方法』と
『FHDソースを4Kにリスケーリングして録画する方法』
なんかがあります。
前者は動画ファイルの扱いが軽く編集がやりやすいですが、エンコード後に画質がぼやけた感じになります(設定による)。
後者は録画時に少々マシンパワーが必要ですが、フィルターでぼやけを軽減させる事が可能です。但し、4Kソースを扱うので編集時の負荷は重くなります。
簡単にですが、疑似4K録画時のOBSの設定を一部紹介したいと思います。
ネイティブの場合はフィルターがいらないだけです。
『設定』→『映像』
→『基本(キヤンバス)解像度』と『出力(スケーリング)解像度』
『3840x2160』
と直接入力して下さい。
(確かプルダウンメニューには無かったはず)
疑似4Kの場合はぼやけを軽減させる為にフィルターを適用させます。
ソースの映像キャプチャーデバイス等を右クリック
→『フィルタ』→『+』から『スケーリング/アスペクト比』を追加
『スケールフィルタ: ポイント』に『解像度: 基本(キャンバス)解像度』
に設定すればOKです。
因みに
『設定』→『出力』→『動画』タブにある『出力をリスケールする』
はレ点チェックを外しておいて下さい。
FHD動画がないので比較できなくて申し訳ないですが、FHD→疑似4Kで録画→編集→エンコードしてYouTubeにアップしてる動画を載せておきます。
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